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篭橋 月 個展『形状の譚』


アートコンプレックスセンターで開催された篭橋月さんの個展を見に行きました。


いただいたDM




私は篭橋さんの絵が大好きで(篭橋さん自身のことももちろんだいすきです

以前に『現実≠幻日』の制作にあたり、お願いして絵を描いて貰ったことがあります。

なので本をお持ちのかたは篭橋さんの絵をご存知かと思います。

(タンブラーでも作品を公開してらっしゃるので気になるかたはぜひ見てください。)


入ってすぐ、左手の受け付け後ろに飾られていたのは、私が「好きだほしい」と頼んでプリントしたものを貰った作品。
(あーしまった、またタイトルがすっぽ抜けている。。

手帳に入れられる大きさのものを貰ったので、実物がこんなに大きな作品だと(きいてはいたけど)目の当たりにして圧巻。

なんというか、貰った大きさであれば「自分の中におさまる好きなもの」なのだけど

展示されている実物は「魅了されているうちに中に取り込まれてしまいそうなもの」で

私が好きだなんて言ってる場合ではないと思った。

実物、見られてよかった。ちょっとおののいたけれど。


入って目の前にあった作品は、色を反転させたものが並んでいて、面白さを感じた。

元は同じなのに別の世界なの。


どの作品もよかったけど

展示された作品のなかでとくにいいなと思ったのは、一番奥にあった蓮の花の絵。

右手に大きな魚の絵があり(これはDMにされていた絵

私にはその絵が怖くて、多分、向こうに蓮の絵がなければ、足を向かわせづらかった。

浄化というか、死んだ時に導いてくれる光というか(死んだことないけど

明るい、とは違う。眩しい?のほうが近いかな

蓮の絵だからというだけでなく仏様のよな絵だった。


それから、トンボの絵。

羽のところが虹色で染みたみたいで

この絵を見た瞬間、書きたいおはなしが頭に浮かんだ。
(篭橋さんにきいて許可して貰えたら・・・文章にしてみようかななんて思ってる。)

ただただうつくしい。

(この作品のポストカードは帰りに購入した。)


額縁のある小さな絵もいいなと思って

枠と絵の境がなくて世界がまとまっている感じがして不思議で、訊いてみたら額があって絵を描いたものだそうで、

だからかーと納得した。

でも、元があるからといってそこにここまで一体になる絵を描けるってなかなかできないことだと思うから、ますます凄いと感動した。


あと、これは展示されていたものではなく、ファイリングされて見られるようになっていたものだけど、その中の女の子とたこさんの絵が気になった。

今までの篭橋さんの絵に対する印象と違ったから。


画材のこととかテーマとか、本当いろいろお話し聞きたかったけれどそこまでゆっくり居られなくて

でも久しぶりに篭橋さんに会えて、そして生で作品を見られて、よかった。うれしかった。


また個展をされる予定らしいので、今からとても楽しみです。

(蓮の絵のおかげか、帰りはとても穏やかな心だったなー)
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近江一博 個展『画家とモデル』

アートコンプレックス・センターで催された

普段はイラストレーターとしてご活躍されている、近江一博さんの個展を見に行きました。
(イラストレーターのお仕事ではおうみかずひろさんとされています。)


いただいたDM



以前にもグループ展で出されていたのを拝見していたし

ウェブに上げている作品も見ているので

作品について事前の知識はあったものの。

会場に入って、ああいいなーとにやにやしました。(マスクしててよかった!)

やっぱりひとつの空間が作家さんの組み立てたものになっていると

作品ひとつひとつに目を向ける前に作品の中にいるような。

近江さんはヌードやフェチ系の油彩を描いてらっしゃるのですが

よい意味で、近江さんの作品はえろくない。(…うまく言えないー)

(近江さんの手で)写真→絵

(見るひと(私)の中で)見る→頭の中での想像

になるからなのかな。

あ、ただ、誰の目にもつくところに飾れるものかというとそうではないのですよ、ヌードだったり××な内容だったりなので。


入って左が少し前の作品で、右が最近のもの、真ん中がその中間くらいの制作であることをうかがいました。

以前グループ展を拝見した際に小さいキャンパス(っていうのかしら)に描かれたものはちょっとはっきりしていて、大きいのに描かれてるほうが好きかも、的な話をしたような気がするのですが。。

今回右手に飾られていた正方形の作品は、小窓から人の視界を覗いているようでかすみ具合?もよくて(妄想させられる)

展示のされかたもタイル張りみたいでかわいくて

作品の大きさは真ん中にあるものより小さかったのですがいいなと思いました。


それから、おともだちのねずみこさんがモデルをされた作品もあると聞いていたのでそれも楽しみだったのですが

入って、出入り口すぐの壁にあったのですぐ気付かなくて^^;

そちら側にあった緊縛された絵は淡くて

前にねずみこさんの写真を私が撮らせて貰った時は光のあるところと影のところ、とか、はっきりと分かれた印象にしようとして撮影したものが多かったので、それとはまったく印象も違うし

こう、やさしい記憶のなかの・・・過去自分にこんな女性がいて、自分はもうそういう趣味を捨てて普通になりすまして生きてるけど時々蘇る記憶でだんだん定かでなくなってきている・・・

というのを思い浮かべました。

正方形の場所にもねずみこさんがモデルの作品があって、個人的にはそちらのほうがすきだと感じました。

妄想の余地があるというか。

縛りの先になにかある感じ。



近江さんご自身とのお話しも楽しかったです。

おおまじめに、はだかだとかえろだとか話せて。

初個展、準備なども大変だったかと思います、でも次の開催も楽しみになる展示でした!



こちらで展示された作品も公開されています。
http://kazuhiro-oumi.tumblr.com/

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