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伴田良輔個展「CURVES」

クリエイションギャラリー日本橋箱崎さんで開催の伴田良輔さんの展示を見てきました。

ドローイングと写真の作品展示だったのだけど

このドローイングの展示をどんなに楽しみにしていたことか…


moblog_749d2205.jpg



神保町のスピンギャラリーで伴田さんに作品を見せていただいてから

大きな場所で展示するから、という伴田さんの言葉に胸を躍らせていた。

ここ二年くらいに起きたどうしようもなく苦しい時間は

何度もこのドローイングの記憶に頼った。

そして、本物にすがりたいと、その都度思ってきた。

自分の心の状態とドローイング作品が合っていて、ただ救いだったし展示を見たら救われる気がしていた。


ギャラリーの中へ入って一面見渡したときに

私が見た以前の作品とはまた異なったものであると認識した。

たぶん、乳房の写真とともにあり、その写真になぞらうようなドローイング作品だったからだろうと思う。

私が見た(一度きりの記憶なので、苦しいことがある度に思い出したせいで本物より印象がとげとげしくなっていたかも知れない)ときの作品は

人が絡まった画に見えたり、

自然なもの(描かれるのに使われた竹)と不自然なもの(描いた手、人間)がぶつかっているような、しかし交わりや融合ではない印象だったり

どどー!とやってくるようなものだった。

今回展示されていたものは、おっぱいのような丸さ、滑らかさ

母性(と呼ばれそうなもの。私は母性がわからないので、想像上の母性)が軸にあり構成されていそうで

もっと穏やかで、「どうぞ」と差し出されたような感じだった。

(ちょっと授乳される赤子の気持ち)



左手奥に並んだドローイングがとくに気になり気に入った。

他の作品はどうしても写真と並んでいるのでおっぱいの姿と一緒にインプットされてきてしまう。

だから、それが悪いわけではないのだけど、おっぱいプラス、というかそのイメージの上に重なって印象がやってくる。

奥にならんだ作品は、直接的に、私に自由に想像を与えてくれた。

それはどんなものだったかというと、胎児だ。

あまり現実的な形ではなく、妊娠した女性本人が想像する、自分の体の中に居る胎児。

その想像(気持ち)が描かれているようだった。

一番右側が、妊娠の経過が進み想像上でより具体化され安定してきた、人間(赤子)らしい胎児。

大きな頭と、丸め縮めた手足。丸まった背中。

もう生まれるのを待つばかりで、後述の左側の作品たちよりも姿が具体化されていて、母親の目線での姿(胎児は頭を下に逆さまで過ごしているが、母親側から見れば頭が上にあるのでその目線の通りの姿という意味)をしている。

それよりも左側の作品たちは、妊娠の経過を辿るなかでの想像だから、ぼやけていたり人間の形っぽいイメージではなかったり、胎動の様子を見ているようだったり、順調に妊娠が続くのかという不安な気持ちが混ざっていたりする。

ドローイング作品と、その左右の壁の乳房写真ドローイングが、すべて目に入ってくる位置に立ち、眺める。

なんだか、そうすると、もうこの空間がおかあさんとあかちゃんのあの独特な雰囲気の場所にしか思えなくなってくる。

よく、男性はこどもが生まれてから父親になる、なんて聞くけれど、女性はその前から母親で生まれたあともずっと母親で、なんだなーと漠然と思った。(おっぱい効果かなあ

(母性がわからない、母親からの愛情がわからない私による想像だから、どれも嘘っぽいんだけど)



それから、前は前述したように描く道具と描く人間が混ざっていなかったのだけど

今回見た感想は、もっと溶け合っていた。

色の濃いところ、かすめてその周囲をいくようなところ

形だけでなく筆跡というかそのアタリというか

前のものより優しくて(やっぱりおっぱいだから?)

自然と在る伴田さんが浮かんだ。



見たくて見たくて求めていたドローイング、以前受けたような印象を持つものたちではなかったのだけど

また違う角度から私を救ってくれた(掬うという漢字のほうが合っている)と思います。

見る側の状態も大きく影響しそうだけれど

また、伴田さんのドローイング作品を見たいと思いました。

(広い会場内も作品と合っていた。)
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オペラシアターこんにゃく座 オペラ『ピノッキオ』


千葉県我孫子へ…

ずっと待ちわびていた、鈴木あかねさんの出演される舞台を観に行く機会をやっと持てました。

彼女がこんにゃく座に再入座し舞台女優として復活されてから

なかなかタイミングやらが合わず、この我孫子での公演でようやくステージで輝く彼女を目にすることができたのです。


ピノッキオのお話はご存知のかたも多い、命を持った(なんか違う・・・?)人形のピノッキオが経験を重ねて成長していく話。

ディズニー映画のものしか知らないけれど、私も一応お話の内容は知っていました。


公演には大勢のお客さんがいらしてて、満席だったようで

とくにいいなーと思ったのは、子連れのかたOKで小さいお子さんのいる家族も気兼ねなく観に来られているところでした。

幼稚園や小学校にすら「うるさい」と苦情がくる、という話を聞く昨今

小さいうちからこどもがいろんな体験をするには、「OK!」とうたってくれる場所が増えるしかないのだろうと思うので

オペラを、生の舞台を、わかりやすくも本格的で楽しく観覧できる『ピノッキオ』はすばらしい公演だなーと思いました。

公演中にこどもが舞台に向かってしゃべるんですよ(笑

一番前がゴザセキで、ちびっこやその親御さんがそこに座っていたのだけど

舞台上のやり取りに返事をしていたりして

ま、普通の舞台やこどもNGの場だと即退場だったり嫌な雰囲気を出すおとながいたりとするわけですが

会場の空気が和やかになったり思わず笑ってしまうおとながいたりと

こどもが「物語に入り込んでしまってそうなっている」のを悪く思う人はいなくて

それも含めて楽しい空間だったな、と思います。

(あ、NG空間の存在を否定したりこどものすることは100%許容すべきと考えているわけではないです。こういう場、機会もいいなーという感じです。)



そしてあかねちゃんはカッコイイ。

舞台もだけど、また歌も聴きに行きたいなー

口枷屋モイラ展 "MOIRA SHOOTING STARS"


神保町画廊さんで開催されたモイラさんの個展を見に行きました。




案内状もベリーキュートだよおお


ご本人も在廊されていて、タイツ写真集を買おうかと思ったのだけど、大人気で売り切れ中だったよ。。またの機会に買うぞ


モイラさんが撮影されたいろんなモデルさんの写真

モイラさんの作品はセルフポートレートを見る機会のほうが多いので

いろんな人物がいろんな演出の中で撮られた写真がずらりと並んだ展示は新鮮な感じがしました。



ツイッターでもつぶやきましたが、私がうふうふとしたのは、右の一番奥に展示されていたオジサマの写真です。(モデルさんの名前を失念…というかうふうふしすぎて確認しなかった

ぬいぐるみ?を抱えてジャンプしてる?脚を曲げてる?かわいいオジサマの写真。

世でおじさんとされる殿方はかわいいというか哀愁というかおちゃめというか

あの独特な感じはなんなんでしょうね。

私もオジサマの写真を撮りたいと思いました。



あとは美少女さんというかたの写真が

正面からなのに局部が写っていない写真で

思わずモイラさんに加工したのか尋ねてしまいました。

なんと脚の間に挟んで後ろに隠して撮られたそうで

男の人の棒と玉ってそんなに柔軟性があるのか…と驚いてしまいました。



そして・・・タマさんモデルの作品がめっちゃかわいかった。

かわいいタマさんがかわいいモイラさんワールドの中にいて

銀紙の飴のパッケージみたいなポップでガーリーな感じがタマさんと馴染んでいるのでした。




てっきり、ロゴもモイラさんによるものかと思っていたのだけど(あまりモイラさんぽくないデザインだなと勝手に思っていた

印象どおりロゴには別の作家さんがいらしたようで

ロゴもモデルさんも、いろんな人とモイラさんの世界が融合していて楽しい展示でした。
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