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白汚零 写真展「虚(うろ)」

神保町画廊で開催された白汚零さんの展示を見に行きました。

事前に「下水とかマンホールの写真だよー」と聞いていたのでわくわく。

白汚零さんの作品を拝見するのは初めてです。


さっそく感想。
(見てすぐ、帰りがけに冷凍しておくように書いた文が元なので感覚に寄っています、考えねっていないある意味新鮮な・・・?)


1と13の写真が好きだと思いました。

1は中からマンホールの方を見上げるような構図、
蓋があいてるのがわかり(やや穴にかかっている感じ)
底にいるようで、外の空気との差みたいなのを感じる。
(地下や穴に入ってる時の空気の重さというか苦しさというか)

ちょうどその時、沈殿した私の気持ちには心地いい写真でした。

ご本人がほかのお客さんに解説してたのを盗み聞き、「マンホールを下から撮った」とおっしゃっていたのが他にもありましたが、
そちらは覗いてるみたいな感じがして見上げてる感がこちら1のほうがあるように思いました。

13はなにかを覗いているような感じ、
他の写真はぱりっとしていたり
(線や輪郭がくっきり、無機質感がある、ステンレスの用具を撮ったときのような感触?ぽさ)
水が点描のようだったりさらさらした感じ、だったけど
13は鉛筆で描いたような触感?やわらかい、渦巻いた線が嵐の中の視界みたいで曖昧な感情がやってくるものでした。
その質感がよかったです。

壁に展示されたものはすべてモノクロ写真でしたがファイリングされ机にあったカラー写真も拝見しました。

こちらは、青い鍵穴のような写真が気に入りました。
(写真集の表紙にもなっていた。)


カラーとモノクロどちらも拝見し、モノクロのほうが好きかもと思いました。

モノクロだと水の淀み感みたいなのが柔らかさにかわるのです。

受け入れて貰えそう。なんて。


バタバタと見に行ったので画廊にいらっしゃったご本人とは話したりせずに帰りました。
(でも他のかたにお話しされてる内容を耳に挟みながら、ほうほう、と納得したり。)

今度機会があったらご本人のお話しをきいてみたいです。


見に行く前はわくわくの気持ちと、それから今まで見たこともない下水の写真ということで一体どんなものかと思っていたのだけど
(想像では背徳感のあるものだった)

生活感はないけど生活に密接なものが対象の写真なせいかなぜか親しみやすさがあって、不思議な気持ちになりました。
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