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Red 一鬼のこ 初の「Red」シリーズ作品集 発売記念展示

新宿の新宿高校のそばにある、ギャラリー新宿座さんへ行きました。

一鬼のこさんの作品展を見るためです。

KIMG0770.jpg


神保町画廊さんで行なわれた展示は、惜しくもタイミングが合わなかったため拝見できませんでした。

なので今回の展示は告知を見たときからわくわくしていました。
(今回もいけるか不安だったのですが、無理くりしてなんとかなりましたね。だって見たい欲が強すぎた)



告知画像などを拝見しているだけで、この作品を見ることは今の私に重要なことだろうと思っていたのです。(理由は感想ではないので後述


支離滅裂に感想。

順路に入るまえにある、鬼のこさんの紹介と文。

まずそれがとてもよかったです。

文を読んでいて、心が温かくなった。なってしまいました。

文章から温度を感じる時って往々にして「冷ややか」であることが多いのだけど

この文章は温もってしまいました。(これだけで、やっぱりこれを見に来れてよかった。足を運んでよかったって思いました。)

作品への感想のあとにも書くけれど、鬼のこさんのあたたかな人というのがにじみ出ていたように思います。

(作品の紹介文もすべてご本人が手がけたのかな…それぞれとてもよかったです。(よい以外の語彙が欲しい

(最近はちゃんとすぐブログに書くように、見ながら、もしくは見た帰りにメモをしているので、作品への感想はそれを使いながら書きます。感想を上げたものはどれも好きな作品。アルファベットのスペルが間違っていたらごめんなさい。)


nativity
三つ合わせての作品。右から玉が卵子(排卵)、こんぺいとうのようなとげとげが受精、縄がハートみたいになってるのが着床、に見えた。一番左が初期の胎盤みたいな、結びつき辿りついたものを連想する。

umbilical cord 1 2
キャプションにあるへその緒という言葉に、やはり、と思う。(告知画像で気になってた)、モデルさんが胎児のよう。少し苦しげに見える。胎児って誕生のとき(産道を通るとき)とても苦しいときくのね。それから、母体内にいるときも、母体がストレスを感じれば苦しくなったり、辛いものを食べれば辛さを感じたりするらしい。母体の感受したものを共有し、その苦しみの瞬間のように見えた。

nine sisters 03
あれだ、人の顔が人でできてる絵みたい。歌川国芳さんだったかな。あれみたい。

ring
はじめ何かわからなかった、恥部だった。銀色の丸はピアスかな。まったくシモネタではなく、出産場所として命と関わったり、性交場所として人と関わったり、ここはたしかによく人と繋がる場だ。

anticipation 03
妊婦さんのモデルさんの緊縛作品。の、ほどけていってるような図。(03以前は縛られている)母親も妊娠を機にさまざまなものからとかれていくような絵だ。今までのいざこざもそうだし、それから、出産してしまって妊娠からの解放を得て、新しい私として(レベルアップした私として)生きていける。とかなんとか、とにかく優しくて爽快で心地よさを感じた。

ZERO Gravity 01
縄をといた瞬間を撮ったのか、不思議な写真。繋がりとそれがとけているのとが一枚の中にあって、結びつきと自由みたいなものを感じる。
02
モデルさんが凄い。吊ってるように見えない。体への縄のくいこみとかだけでなく、モデルさんのポージング?がすごい

Phoenix 01
七菜乃さんかな?見えない。違うかな?と思った。髪上げてると違う印象を持つんだな。
03案内写真にあったやつだ、と反応。不死鳥だったんだ、わからなかった…と思った。

venus flytrap
これまでの繋がりと違い、取り込んで、いただく、命を貰うという感じ。食べる行為だって世界と繋がってるんだなあ。



お久しぶりにお顔を見られて、お元気そうで、勝手にほっとした気持ちを持った。

変わらずやさしく、一緒に写真を撮っていただきました。
KIMG0766.jpg

肩を組んで貰って興奮死した私。
KIMG0767.jpg

写真集、来る前から買うつもりだったけど、胸が熱くなった。ここに展示されている写真を、また自分ひとりのときにも見られるんだって。
KIMG0769.jpg
展示の写真よりも、縄の赤みがちょっときつい。黒っぽいというか。展示のものはもっと明るく赤だったように見えた(ライトのせいかな

と、特典?のキーホルダー。

「あげまきと言うよ」と教えて貰いました。

縁起がよいそうで、鬼のこさんが「運のお裾分け」と仰って、私は嬉しくなりました。

(創作力、活動力に溢れる人特有の、気がなみなみと溢れているのは鬼のこさんからもずっと感じていて(オカルトって言わないでね、主観です)、だから鬼のこさんの近くに行くのが好きなのだけど(こういう方はこんなに他者に気をあげていてご自身が力尽きないのかと思うのだけど、そういう星のもとに生まれているのか、湧き出ているんですよね。気が。)この縄キーホルダーにそれを分けて貰った気がしました。運がよくなりそうだし、私の気も満ちそう。)

あげまき、については帰宅後に調べて、「総角」と書くことを知りました。お祭りや神社なんかにある結わわれているものが、この結び方をされているそう。

ちなみにこのキーホルダー、制作されているのを私の含めて三人分見ましたが、どれも完成形が違うものに見えるの。

私のは人に見えた。ほかのかたのは、トンボと、蝶。ふしぎー。



ここからはちょっと作品の感想ではないけれど。

鬼のこさんの縄は何度か拝見しているのだけど、今まで、よい意味で「無機質のようだな」と思っていたのです。

均等なテンションのかかり具合、配置のバランス、見え方、見せ方。

計算されているような、イチミリも間違いのないもの、に見えていたのです。

それって、平坦で冷静な心と、なんというのかな、プレイとしての縄ではないのかな、というイメージを持っていて。

もちろん人を縛っているし、その人の体を考慮しているけど、ここまでキレイだとそこにはシステマチックさを感じてしまって

ゆえの美しさとか。…うまくいえないけどそういう印象を持ってきていました。

でも、今回の展示作品、紹介文などを見てそれが全く変わって。

相手のことを常に思いやってる。だからこそ導き出される答え(縄、縛り方、かけかた、タイミングなど)、そのため無駄もなくてぴったりで(モデルさんにも、完成した作品としても)、美しい。

…のだなって、イメージが変わりました。

(むしろ不思議に思ったよね。鬼のこさんを寛大で面白くて優しい人柄の人で好きだなって思ってきたのに(鬼のこさん本人)、どうしてそんな人の縛りを無機質のようだなと捉えてきたのかなって。作品と作家は同じものではないけど(作品がいいからって人格者ではない、みたいな台詞をきいたので)、作っている人に違いないのに。)

このイメージが変わったことにも心がぽかぽかした。(無機質のようだという感想に自分で納得いってなかったんだろうね。どうしてそう思ったのか疑問があったんだろう



この展示を見に行くことが重要だと思った理由は、私自身の親との諍い(諍いではないな、言い合いすらしていない。私は望まれなかったのに生まれてきた。だから愛されなかったという事実への、哀しさというかやるせなさというか)、今は没交渉であることなど

とにかく今がんじがらめで。つながりと言えばありがたい嬉しいものなのかも知れないけれど、親とのつながりは必ず負がセットになっていて。

体調不良も相まって苦しくて苦しくて。

告知を見て、鬼のこさんの作品が、自分の心境に安らぎをもたらしてくれそうって思ったからなのです。

それとともに解決の案が浮かびそう、とか、自分を宥める術を発見できそう、とか

今の私にいい影響を与えてくれそうな気がして。

それで見に行きました。

結果、本当に見に行ってよかったです。


見られたことで、心がとても穏やかになって

いいもわるいも、つながり、結びつきを大切にできそうだし(蔑ろにしない、という意味。距離を置くことは蔑ろにしているのと違う)

これから自分が挫けたときも、すくいあげてくれる(気持ちの切り替えを手伝ったりしてくれる)作品に出会えたと思いました。



…言いたいこと、文にできてない気がするけど。

よかったって思いが大きすぎて(苦笑


ああーシンプルに、シンプルに。

本当に見られてよかったし、こんな作品を見せていただいて、展示を開催してくださって、ありがとうございます。という気持ちです。
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